オウンドメディアの課題にはどのようなものがあるのでしょうか。

オウンドメディアは、オフライン媒体、オンライン媒体、それぞれに種類があるのでオウンドメディアの形式によっても課題があります。

オウンドメディアの課題とは何かと、WEBサイトのオウンドメディアの場合の制作、運用の改題を中心に確認していきましょう。

オウンドメディアの課題はさまざまある

オウンドメディアとは、大まかに言えば企業が所有し独自に運営する媒体の総称です。

TVや雑誌広告といったペイドメディアの媒体と違い、より深く自社について知ってもらうために有用な媒体がオウンドメディアです。

オウンドメディアの種類は、オンラインとオフラインの2種類に大別できます。

オフラインのオウンドメディアとは、パンフレットやカタログといった紙媒体、オンラインは、ネット上の媒体で代表的なものに自社WEBサイトがあります。

オンラインとオフラインのオウンドメディアでは、それぞれ特長や役割、課題が異なります。

オフラインメディアには、自社に設置する看板やチラシなどのように不特定多数のターゲットの注目を惹きやすい特長があります。

また、導入も予算を別にすれば、比較的容易な部分がありますが、効果測定が難しく、費用対効果が見えにくいといった課題があります。

オンラインメディアではビッグデータを活用し、「特定」のターゲット層にアウトリーチできるのが特長です。

施策の結果分析についても、リアルタイムで測定でき、効果の可視化がしやすくなっています。

また、予算面においてもオンラインメディアはオフラインよりもコスト効率が高く、スタートアップやベンチャーといった小規模な企業でも導入が比較的容易です。

課題としては、導入の効果を上げるには、SEO最適化の知識やサイト制作の経験など専門性が必要な点があります。

オウンドメディアは大まかな媒体に分けた場合やそれぞれのオウンドメディアの形態によって課題がさまざまあり、選んだ媒体や形態によって課題が異なる場合があるということを認識しておきましょう。

オウンドメディアの目的別でも課題は異なる

オウンドメディアの課題は、目的によっても違いが出てきます。

オウンドメディアの目的は、主に次の3つがあります。

  • 集客
  • 採用
  • ブランディング

「集客」では、オウンドメディアを利用して、新規リードの獲得につなげることが主な目的です。

オンライン、オフラインどちらのオウンドメディアを採用した場合でも、課題となるのは「問い合わせが少ない」場合です。

なぜ問い合わせが少ないのか、原因を調査し次の集客につなげる必要があります。

「採用」も「集客」と似たケースです。

こちらもターゲット層からの問い合わせを増やすことが主目的となるからです。

課題として、学生や転職希望者からの問い合わせが少ない、自社のターゲットに合った候補者にアウトリーチできないという課題が生じるケースがあります。

「ブランディング」の場合は広い層にブランドの認知度を上げたいと考えた場合には、オフライン、オンライン問わずコストが大きくなる課題があります。

また、継続して顧客のロイヤリティーを育てていくためにメディア掲載し続けるのには多大なコストがかかってしまいます。

WEBサイトのオウンドメディアの課題とは?

オウンドメディアにどのような課題があるか、オンラインオウンドメディアの代表格であるWEBサイトを中心に見ていきます。

まず第一にあげられるのが、「何のためにオウンドメディアを始めるのか」という目的を明確化していないのが原因のケースです。

WEBサイトやSNSを使って集客したい、採用につなげたいといった思いでオウンドメディアを始めるとしましょう。

しかし、狙うターゲット層や、会社の伝えたいイメージが明確でないとサイトデザインが一貫性がなく微妙な印象になってしまったり、発信する情報にも揺れがでるなどコンテンツの質が維持できなくなってしまいます。

立ち上げ後も、伸び悩んだ時に常に目的に立ち返って改善を行ったり、最新の情報やユーザーが望む価値提供ができる運用体制も必要となるでしょう。

また、運用においても時間がなく情報更新が遅れてしまう、更新が止まってしまうというケースもあるでしょう。

オンラインのオウンドメディアとしてメリットも多いWEBサイトですが、制作・運用について課題が存在することも認識しておいてください。

オウンドメディアの課題:WEBサイト制作の場合

WEBサイト制作の場合のオウンドメディアの課題について見ていきましょう。

制作すること自体が目的となってしまっている

WEBサイトのオウンドメディアに限らず、オウンドメディアは制作してからがスタートです。

しかし、制作すれば成功が約束されているというような認識になってしまう場合があり、とにかくオウンドメディアを作ってリリースしろというような考えになってしまうことがあります。

制作に力を入れてそこで満足してしまったり、制作することだけを考えて運用面や成果をどう出すかまで考えられていない場合があり、作っただけになってしまうということに終わってしまう場合があるので、制作することを目的と認識しないように注意することが求められます。

サイトの必要性や効果が社内で理解されない

WEBサイトのオウンドメディアを制作すると決まった場合でも、出来上がるまで期間を要しますし、成果が出るまでも時間が必要です。

WEBサイトのオウンドメディアを制作すこと自体に意味があるのか、というような懐疑的な意見も社内で出る場合がありますし、無理なスケジュールや成果を設定してしまい、不適切な制作や運用スケジュールを課せられてしまう場合もあります。

制作の段階から理解がされない場合、あらゆる面で障壁を感じてしまうような課題が生じる可能性があるので、WEBサイトのオウンドメディアを制作するのであれば、適切な目的と目標を設定し、社内の目線を合わせて進めていくことが重要です。

サイトの目的やデザインが定まらない

オウンドメディアは目的があって制作されるものですが、明確な目的を設定して制作が動き出せない場合があります。

なんとなく思いつきで制作が決定してしまった、制作するということだけがまず決まってしまったということもあります。

このように目的が明確でない場合、どのようなサイトを作るか迷走してしまいます。

また、サイトのコンセプトやテーマに適したデザインやサイト構成を考えることもできません。

WEBサイトのオウンドメディアを制作するのであれば、まずは明確な目的を設定し、ブランドガイドラインやコンテンツ戦略を立てたうえで制作を進める必要があります。

制作スキルやリソースが足りていない

WEBサイトのオウンドメディアを制作する場合、外注してしまう場合もありますが、外注の場合であってもある程度の知識やスケジュール、費用を管理できる人材が必要です。

また、社内にWEBサイト制作に関する知識がある人物やリソースがない場合は、必要以上にコストがかかったり、スケジュールが長引いてしまうなど、効率的な制作ができないという課題が生じてしまうでしょう。

外注先を選定する際も、ある程度の見極めやこちら側からの要望を適切に伝えなければ納得のいくものが納品されない場合がありますので、WEBサイトのオウンドメディアを制作する場合でも、社内にスキルや知識がある人物を用意する必要があるでしょう。

準備に時間や予算がかかり過ぎている

良いものを作りたいと考えるのは悪いことではありませんが、WEBサイトのオウンドメディアの場合は、公開して運用してからがようやくスタートといえる部分もあります。

制作の段階で準備に時間や予算をかけすぎてしまうと、公開までに必要以上にコストがかかってしまうことがあります。

予算が多ければ成功するというものでもないので、まだリリースもされていないサイトに対して、時間や予算を多く割いて思うように制作が進まないという課題が生じてしまう場合があります。

公開前に多くの時間や予算をかけてしまうと、それを取り戻そうと無理な成果を求めてしまうことがあり、運用面の課題につながることもあるので注意が必要です。

準備に時間や予算をかけなさ過ぎている

WEBサイトのオウンドメディアを作ることに焦ってしまい、適切な準備をしなかったり、予算を出さないで、制作をしてしまう場合もあります。

このような場合は、WEBサイトのオウンドメディアを早く出したいという気持ちもあるでしょうが、作成することが目的になっていて適切なものを作ろうという意識が欠けています。

確かに早くリリースできるに越したことはありませんし、準備や予算を少なくすることも良い部分もありますが、それらが足りないことで、無意味なWEBサイトのオウンドメディアを作っても意味がないということです。

あくまで、目的を達成する手段の一つとして制作するのですから、成功するために必要なことが何かという部分は見失わないようにしなければいけません。

オウンドメディアの課題:WEBサイト運用の場合

WEBサイト運用の場合のオウンドメディアの課題を見ていきましょう。

記事のネタが思いつかない

WEBサイトのオウンドメディアで情報発信をしていく場合、関連するテーマやキーワードで記事コンテンツを作成していかなければいけません。

その際に、ネタに困ってしまうこともあるでしょう。

トピックやテーマが狭いジャンルの場合、より難航してしまう可能性は高まるかもしれませんが、あまりにかけ離れたものを作成しても意味がありません。

適切なキーワードやテーマを用意して、どれぐらいの記事本数になるか、どのようなペースで公開していくかということを事前に調査して計画していく必要があるでしょう。

記事の品質やリリースペースが保てない

記事コンテンツはオウンドメディア内である程度のクオリティラインを決めなければいけません。

その基準は社内で決めたり、担当者に一任する部分もあるでしょうが、記事ごとにバラつきがある状態では問題があるといえるでしょう。

また、リリースペースもルール決めをしたほうが無難です。

定期的に新しい記事がリリースされるようにスケジュールを組むなど、サイトの更新が滞らないような工夫や偏りが出ないように考える必要があります。

サイトへの集客が伸びない

WEBサイトのオウンドメディアの場合は、多くのケースでSEO、検索エンジンからの自然流入を獲得しなければいけません。

サイトへの集客を伸ばすには、まず記事ネタとして出したキーワードで検索上位を獲得しなければいけませんので、ただ単に記事を公開したから集客ができるというものではありません。

SEOに関しては、試行錯誤をする必要がありますし、確実に検索上位を取れる方法というものは存在しないとも言えます。

検索エンジンにもユーザーにも有益な記事コンテンツを制作し続けることが重要になるので、集客ができるようになるまで我慢の時間が生じたり、いつまで経っても集客できないということもあるのです。

成果を生むことができない

WEBサイトのオウンドメディアで集客ができるようになるには、まずSEOで一定の成果を出さなければいけません。

また、そのSEOの成果から自社のサービスやプロダクトへの問い合わせなり登録なりにつながるアクションをユーザーがすることが成果となる場合が多いでしょう。

しかし、成果が生まれるまでのプロセスを適切に踏めていなかったり、SEOで成果が出ていてもユーザーが思うようにアクションしてくれない場合もあります。

さらには、ユーザーがアクションをしてくれて問い合わせやリードをオウンドメディアから獲得できていたとしても、それらを対応する営業がクロージングできなければ、最終的な成果とならない場合もあります。

オウンドメディアは一定機能していても、営業がクロージングできない場合は成果が出ていないという声が出てきたりして、せっかくオウンドメディアで獲得したものをうまく活かせないということもあるのです。

社内で否定的な声が出てくる

オウンドメディアで成果が出てこなければ、無意味であるというような声が社内から生じてくることもあります。

また、一定成果が出ていても、営業などがクロージングできない場合はオウンドメディアで獲得した成果に対して文句を言われることもあるのです。

もっというと、役職者などがオウンドメディアを適切に見ることができていない場合、無理な注文をつけてきたり、非現実的な要求をしてくることもあり、適切にオウンドメディアを運用することが難しくなってしまうこともあります。

ダメな運用をしてしまっている

不適切な情報発信や、サイトのテーマなどから逸脱した情報発信をしてしまっていると、炎上のリスクもありますが、サイトとしての方向性がブレてしまったり、無関係なコンテンツ、成果を生みようがないコンテンツがあふれてしまう場合もあります。

また、課せられた目標が無謀であったり、理解のない人間が指示を出したり、管理職や経営層にいたりすることで、おかしな方向に進んでしまうことがあります。

しっかりと地に足をつけて目的をブラさずに、地道にWEBサイトのオウンドメディアは運用していく必要があることを意識しておかなければいけません。

オウンドメディアの課題解決にトドキジ

WEBサイトのオウンドメディアを成功に導くには、SEOや編集の専門人材の活用が有効であり、社内全体でも明確な目的意識と適切なスケジュールで進めなければいけません。

自社のリソースだけでは難しいという場合でも、WEBサイトのオウンドメディアの運営・制作の一部の業務を外注するだけで、品質を維持したコンテンツを更新しやすくなります。

コンテンツを作成する流れを安定化させるために、外部のライターや編集者などを活用しつつ、校閲や入稿などの重要な部分のみを自社で行えば効率的にオウンドメディアを運営できます。

オウンドメディアの課題解決に悩みのある方は、トドキジに一度相談してみてはいかがでしょうか。

出版社の編集力とSEO会社の上位表示力を併せ持ったサービスとして注目されているトドキジでは、豊富な記事制作ノウハウを提供し、経験と実績に裏打ちされたオウンドメディア記事制作を支援します。

見積は無料となっていますので、気軽に経験豊富な記事制作のプロであるトドキジにご相談ください。